SWOT分析実例/地盤ネット株式会社
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諸君、アクセスご苦労である。
SWOT分析分析家の四象限九々瑠(ししょうげん・くくる)である。
本日もわがSWOT分析講座をみっちりお届けするので、心して読んでほしい。
SWOT分析マスターになるためには数稽古が重要である。そこでこのコーナーでは、実存する企業を題材としたSWOT分析の例を挙げていきたい。
今回は、2012年12月21日に東京証券取引所マザーズ市場に上場した「地盤ネット株式会社」を取り上げる。以下は私の門人が抽出したSWOT分析の例である。以下の分析例を参考にしながら、諸君もぜひ「地盤ネット株式会社」のSWOT分析に取り組んでほしい。健闘を祈る。
地盤ネット株式会社のSWOT分析例
S(強み)
- 不要な地盤改良工事を判定する独自のビジネスモデル
- 改良工事不要と判定した物件の沈下事故発生件数は現状0という技術力
- セカンドオピニオン判定を無料とするフリーミアム戦略
- 地盤解析業務をスムーズに行う効率的な業務体制
W(弱み)
- 営業人員の能力のバラツキ
- 地盤沈下が発生した場合の信用リスク
- 急激な企業成長による社内管理体制の不備
- 社歴の浅さによるブランド力の不足
- 特定事業への依存によるリスク
O(機会)
- 住宅の安全性や耐震性に対する意識の高まり
- 消費者保護の視点に立った各種法制度の整備
- 住宅品確法施行による地盤調査や地盤補強工事の市場の拡大
T(脅威)
- 人口減少による国内住宅着工件数の低迷
- 地盤調査・改良工事等に関する法規制の変更
- 黎明期である地盤保証市場の不透明さ
- 施主等個人情報管理に対するセキュリティリスク
追伸:
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