SWOT分析が泣いている。君たちにはSWOT分析の泣き声が聞こえるだろうか? そう、あまりにも簡単に使えてしまうがゆえの軽々しさ。我々はSWOT分析をおろそかにしすぎてはいないか?
知人であるコンサルタントのA氏はいわゆる「SOS」、つまり「酒」と「女」と「SWOT分析」さえあれば他に何もいらないという。なるほど相当のSWOT分析愛好家である。しかし私からすれば邪道。私はSWOT分析一筋である。SWOT分析があれば他に何もいらない。
諸君、アクセスご苦労である。
SWOT分析分析家の四象限九々瑠(ししょうげん・くくる)である。
私はSWOT分析を愛してやまない。
私の胸にはSWOT分析のマトリックスが彫られていて、議論が白熱すると自らの胸をホワイトボードに見立ててSWOT分析しだすことは業界人の中でもちょっとした語り草になっているし、私に会った人間は私の額に刻まれたSマーク――もちろん「Strength」の「S」だ――に肝を冷やすことになる。
そして、これはまだ誰にも明かしていないことなのだが、私の古傷である左ひざ――松井秀樹選手と同じだ――には「Weakness」の「W」マークが秘かに彫られている。
もちろん、「Opportunity」の「O」と「Threat」の「T」についてもしかるべき箇所にしっかりと刻み込まれているが、それをこの段階で明かすのはやめておこう。まだ早すぎる。興味のある人は先を読み進めてもらえばいずれわかるときがくるだろう。
前置きが長くなったが、このサイトでは、「SWOT分析って何?」レベルの方を対象に、そしてSWOT分析を軽く扱ってきた私自身過去の反省の意味もこめて、「SWOT分析」とはいかなるツールなのかを解説していきたい。これを読めばSWOT分析の本質がわかるとともに、SWOT分析を効果的に使いこなせるよう解説するつもりである。諸君にはぜひ、SWOT分析が三度の飯より大好きなコアなスウォッターになってほしい。健闘を祈っている。
追伸:
天才脳開発パーフェクトブレイン【東大医師監修】。東京大学医学部、伝説の医学博士が脳の秘密を暴露…あなたは、天才脳をインストールして理想の人生を歩む勇気がありますか?