SWOT分析――やめられないとまらないSWOT分析講座――

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SWOT分析のやり方:ここでは正しいSWOT分析の進め方を教える。

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SWOT分析のやり方

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これだけ! SWOT分析

でき損ないのSWOT分析のかけらがそこら中に転がっている。SWOT分析の声にならない声が聞こえる。君たちにはSWOT分析の泣き声が聞こえるだろうか? くすんだ顔色、落ちくぼんた目、こけた頬……普段の切れ味鋭い分析ツールとは思えない哀愁と情緒を漂わせながら、SWOT分析はその背中で何かを訴えている。我々はSWOT分析を軽視しすぎている。

諸君、アクセスご苦労である。
SWOT分析分析家の四象限九々瑠(ししょうげん・くくる)である。

今回もわがSWOT分析講座をみっちりお届けするので、心して読んでほしい。

そこでここでは正しいSWOT分析の進め方を教える。まずはSWOT分析の目的を明確にすることだ。SWOT分析とは、企業が持つ経営資源と取り巻く外部環境を明らかにし、今後取るべき戦略を導きだすツールである。その目的を達成するためには、「曇りなき眼(まなこ)」で現状を見なければならない。しばしば見受けられることだが、自身が意図した結論に誘導するためのツールであってはならない。しかしだからといって結論のないSWOT分析であってはいけない。結論のないSWOT分析は、合コンで目当ての女子のメアドすらゲットできない草食男子のようなものだ。曇りなき眼で現状を見据え、より確実性の高い戦略に至るプロセス――これこそがSWOT分析の醍醐味である。

SWOT分析のやり方を教える。まずは己を知ることだ。特に強み(Strength)。Sを徹底的に洗い出したまえ。強みは競争優位の源泉である。他社には苦労してもできないことが、いともたやすくできてしまうことがある。それが強みである可能性が高い。強みを考える切り口はすでに話した。ヒト・モノ・カネ・情報……。これまでの実績を振り返り、己は何を軸にビジネスを展開してきたのかを検証してほしい。強みは一つだけではない。多いほどよいだろう。

強みは自分ではわからないことが多い。自然と無理なく簡単にできてしまうがゆえに、自分ではそれが特殊な能力であることに気づかないからだ。周りの人に聞いてみると、自分では考えもしなかった強みを指摘される場合がある。

そして、強みと弱みは明確に切り分けられるものではない。弱みと思っていたものが、実は強みに転じることもあるのだ。決めつけるのは良くない。まずは強み・弱みにこだわることなく、己が持つ経営資源を洗い出してみるのも良いだろう。

内部資源をまとめたら、続いて外部環境を整理しよう。先に話した切り口からモレなくダブりなく抽出していくことを意識してほしい。また、機会(Opportunity)と脅威(Threat)も時間経過や置かれた立場によって変化する。一つの事実を取って、一概に決めつけてはいけない。曖昧さの中にこそ戦略のヒントが隠されている。

追伸:

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