諸君、アクセスご苦労である。
SWOT分析分析家の四象限九々瑠(ししょうげん・くくる)である。
今回もわがSWOT分析講座をみっちりお届けするので、心して読んでほしい。
SWOT分析分析所の事務所には、SWOT分析中興の祖であるアルバート・ハンフリー氏の像が飾られているが、これは前回行われたSWOT分析オリンピックで入賞したときに贈呈されたものである。ちなみに次回のSWOT分析オリンピックはニュージーランドのオークランドで開催される予定である。残念ながら、4年に一度開催されている有名な夏季オリンピック競技大会と日程が重なるため、ほとんどの人が開催の事実を知らず、存亡の危機を迎えている。君たちにもぜひ参加し、大会を盛り上げてほしい。
さて、SWOT分析の外部環境を構造化するとすれば、マクロとミクロの視点が必要になってくるだろう。なにぶん外部環境は広大である。分析対象である企業自身をのぞくすべてがその範囲になる。これを要領よく整理するためには、いくつかの補助的なフレームワークが必要となる。
マクロ的な切り口には、経済的側面、人口動態的側面、技術的側面、社会・文化的側面、技術的側面、自然環境的側面などがある。要するに、我々が暮らす社会全体的な視点から環境分析を行うことと考えてよい。
・経済的側面: 国内総生産、経済成長率、景気動向、可処分所得など国際経済、国内経済の動向
・人口動態的側面: 人口規模、出生率、少子高齢化、人口分布、年齢構成、家族構成の変化など
・社会・文化的側面: 国籍、宗教、文化、人種、地域、ライフスタイルなど
・技術的側面:新技術の登場、IT技術の発展など、国内外の技術水準の変化
・政治・法律的側面: 政策や法制度による規制、規制緩和などの変化
・自然環境的側面: 資源問題、公害問題などの変化
そしてミクロ的な切り口としては、企業が属する業界状況的な側面、顧客や市場、競合他社、取引先、供給業者、仲介業者、また、銀行や株主、地域社会などのステークホルダーとの関わりがある。これらを分析の視点として取り込むことで、モレなく必要な要素をSWOT分析マトリックスに落とし込むことができる。
追伸:
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